「すみません‥。」 突然‥公園のフェンス越しから声を掛けられ私は慌てて振り返るとそこには‥ラフな格好にジャケットを羽織るいかにも真面目そうな人が厳しい眼差しで私を睨んでいた。 「あの‥。 もしかして…今日、森野中図書館に配属される白雪ひめのさんですか?」 「えっ…………。 は…はいっ!! そうですけど…!」 いきなり声をかけられたのにも驚きだけど私が配属されることを知ってると言うことにも驚き頷いた。