「わかりません…。 でも私この図書の仕事に憧れててどうしてもなりたくて……。」 「じゃあ…仕事以外は考えないことだね…。 ここでは…あまり踏み込まないのがルールだよ…。 リンゴたべるかい?」 差し出された大きくて真っ赤な美味しそうなリンゴが顔の前に差し出され思わずゴクリと喉をならした。 「上の職員さん達にもわけてあげな!」 私の様子をみていたおばちゃんは強引に2、3個渡してお弁当とリンゴ片手に携えて豪快にロッカーをしめたままロッカールームを後にしてしまった。