妖恋愛

「お前ってなんでそんな泣き虫なの?」




耳元で囁かれる声も
優しくて、…とても甘い。







「あ…。初めての神楽。」



「はぁ?何、初めての俺って。」





笑いながらそう言う神楽。





抱き締められてるから、神楽が
どんな顔してるのか分からないけど、





今の神楽は、きっと優しく
笑いながら困ったような顔してる。






神楽の腕から私は離れた。




「くるみ…?」




ほらね。やっぱり。





やっぱり、神楽は、優しく笑いながら
困ったような顔してた。