今になって気づいた、うっかりでは済まされない重大ミス。 何で気づかなかったんだろう? 「あやちゃん。もう遅いから、寝ようか」 時計を見ると、時刻は明け方になろうとしていた。 いろんな事をしてるうちに、かなりの時間が経過していた。 「でも……」 「大丈夫だよ。絶対妊娠するとは限らないから」 不安だけど、今は智也さんの言う事を信じよう。 「電気消すよー?」 「…はい……」