コップはプラスチックだから割れなかった。 でも水の零れた場所が……、 「あ……」 「大変っ!!早く拭かなきゃっ!!」 私の制服のスカートの上に零れた。 智也さんは拭く物を取りに。 一方、私は眠くて、睡魔には勝てなくて……。 「ふぁ~……。眠い……」 ちょっとだけ、とソファーに横になった。 結局、睡魔に負けて、そのまま眠りに落ちた。