「何をです?」 「オレは、コイツの男だから、他の女なんて興味ねえって」 竜先輩は、メガネの奥からじっと見つめる。 っうぅぅ・・・言ってほしいような、言わなくてもいいような。 「そんな事、他の人が知らなくても、わたしが知ってれば十分です、それじゃ失礼します」 わたしは、座ってる椅子から立ち上がると、竜先輩に頭を下げ教室に戻ろうとした。 「メイちゃん~」 「何ですか?」