凛くんが、お茶を飲みながらチラっとわたしの方を見た。 「あ~盛ってる、何処かの男と違ってオレは、紳士だからな、お前の姉貴に頼まれ事メイちゃんに伝えるだけだ」 こ、怖いよ、先輩、ここでそんな事言わないでください。 「メイちゃん・・・図書室行くけどいいか?」 そう言った先輩は、わたしの袖を離すとお弁当を持って屋上を後にした。