頭の中は混乱していた。 電柱から離れると走って駅のホームに向かった。 「はぁ……はぁ……はぁ…………はぁ。」 全速力で走ったせいか息が荒い。 家に着くまでずっと考え込んでいた。 もしかしたら、もう僕は見離されるんだとか明日、別れを告げられるだろうなって。 瑞希にひどい事言い過ぎた。 今更後悔しても後には戻れないよな。