怖くなって出口でうずくまっていた。 そしたら、頭を優しく誰かが撫でてくれた。 「本当ごめん。」 「えっ…圭人君?」 「あれは、幽霊の化粧して矢野さんを驚かしてみたかっただけなんだ。ごめん。」 「大丈夫だよ。」 涙が溢れ出した。 立ち上がると圭人君は手を握り締めてくれた。 私……圭人君がお化けでも好きになれるかも…笑