毎日毎日これでもかってくらいに、怜先輩に会いに行って話しかけて……

本当は今日だって遊園地なんかに行きたくなかったのかもしれない。


俺に会いたくないのかもしれない…

話したくないのかもしれない…


そう思われるのが怖いんだ。

それでも、怜先輩から離れる事なんて出来なくて必死にしがみついてる。


……――俺の、わがままな感情。


「お前は、お前らしくいろよな」

「悠……、ありがと」


慰めてくれてるのかな?

だけど、ありがとう。


その言葉で、結構救われたよ。

俺は俺なりに頑張って、怜先輩に想いを伝えてみるから――…


* 裕貴side終わり *