子犬系男子の溺愛っぷり。

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遊園地当日。

――…ピピピピっ。

目覚ましの音で目覚めたあたし。


「ふぁぁ…眠た」


休みの時の起きる時間よりはるかに早い為、まだ眠たくて頭がボーっとしている。

いつもなら、ここでまた二度寝をするパターンなのだけれど今日は、それをする事が出来ない。


何故なら、遊園地に行くから……

半ば押し切られて行く感じになったのだけれど、行くからには遅刻しないようにしなきゃいけない。


そう自分に言い聞かせて、重たい足を動かして顔を洗いに行った。


「あら、今日は早いのね」

「んー…出かけるから」


キッチンに立っていたお母さんが、あたしに気づいて驚いた顔をしていた。

いつもならまだ寝てる時間なのに、珍しく起きてるからだろう…


何の用事もなければ、あたしだってこんなに早く起きたくはないんだけどね。

団体行動をする時は、さすがに遅刻はマズいからなぁ……