子犬系男子の溺愛っぷり。

「怜先輩、ダメですか……?」


ほら、この顔。

まるで子犬のような顔をしてる。

あたしこの顔に弱いかも……


頭では分かっているのに身体が言う事を聞いてはくれない。

自分の身体なのに、他の人みたいに勝手に動いてしまう……


「――行くから」

と遊園地行きを了承してしまった。


夏目君と詩織は、「やったー!」と言って大はしゃぎをしている。

彼方君はと言うと、夏目君を見た後に小さく、フっと笑っていた。


見た感じは、無愛想な感じに見えちゃうけど、実は友達思いだったりして……?


「それじゃ、明日の10時に駅前に集合って事でいいですか?」

「うん、大丈夫!」


夏目君はテキパキと明日の時間と待ち合わせ場所を決めていき、それに賛同する詩織。

それを眺めている彼方君。


明日このメンバーで遊園地って、一体どうなっちゃうの!?