子犬系男子の溺愛っぷり。

「…っ、」


何度キスしても慣れない。

ドキドキ鳴っている胸の中。


……あ、また来る。

顔が近づいてくると共に目を瞑る…


あ、あれ?

思っていた事は起きなくて。


ーーカチっ…。


「…っ、冷た…っ」


不意に首に感じる冷たさ。

何が起こったの?


気になって目を開けてみると、首には可愛らしい小さなハート形のチャームがついてるネックレスが目に入った。


「……え、これ」

「うん。クリスマスプレゼント」


す、凄い。

ネックレスもらっちゃったよ…。


あたしばっかりこんなに高いものもらっていいのかな?

あたしマフラーだったし。


……それにしても可愛い。

あたしには勿体無いくらいだよ。


「似合ってるよ」

「…あり、がと」


何だか照れくさいな…。

改めて"似合ってる"って言われると。


まさかネックレスを貰えるとは思ってなくて…というかプレゼントを準備するのに必死で自分の事なんて忘れてた。


だから、尚更嬉しいな。