子犬系男子の溺愛っぷり。

普段は言えない言葉でもこういうイベントがあるからこそ"好き"って言えるのかな…?


「怜先輩、ずっと俺の隣にいてね」

「…うん」

「絶対に離しませんからね」

「いい、よ」


あたしも離れないよ。

離れないし、離さないよ。


だから裕貴君もあたしから離れていかないでね…?


「あ、クリスマスまだ終わってないし少しでもお祝いする?」

「うん、する」


すでにお昼を過ぎていて今は20時になっていた。

あまりにも寝過ぎていたみたい。

外は真っ暗で寒そう…。


今年はイルミネーションは見れなかったけど、来年は見に行けたらいいな。


朝に仕込んでおいたポトフとチキンを温め直す。

裕貴君がなぜかオムライスが食べたいと言ったから作ってあげた。

クリスマスなのに簡単なものばかりで申し訳ないけど…。


2人して"いただきます"と言うと、お腹が空いていたのか勢いよく食べる。


「うまっ!」


その言葉を聞いて安心。

美味しくないって言われちゃったらちょっと…いや結構落ち込むから。