子犬系男子の溺愛っぷり。

こんなにかっこいい裕貴君があたしみたいな彼女でいいのかな…?


あたし何も出来てないし彼女らしい事だって何もしてあげられてないし、力にもなれてないし…。

それに可愛くないし。


裕貴君の周りにはたくさん可愛い人がいるから心配しちゃうし…。


「…いつまで見る気ですか?」

「え!?お、起きてたの…?」

「ついさっき目が覚めました」


……ついさっき?

という事は、もしかして…。


「怜先輩。…『かっこいい』って?」

「…っ」


や、やっぱり聞いてた!

やばいよ。やばい。

何て答えたらいいんだろう!?


とぼけたらいいかな…?

いや、きっと裕貴君の事だからそんなんじゃ通じないよね。


「ねぇ、怜先輩。答えてくださいよ」

「そ、れは…!その…裕貴君が、かっこいいなぁ…って。」

「あれ?意外と素直ですね?」

「べ、別に…っ」


いつもいつも裕貴君は余裕。

ドキドキしてるのはあたしばかりで、何か悔しいなぁ。


「怜先輩って猫ですよね」

「ね、猫?」


さっきの話からあまりにもぶっ飛びすぎてないかな?