子犬系男子の溺愛っぷり。

ーー…


ベッドの中ってこんなに温かかったっけ…?

そう思いながら目を開けると、目の前に裕貴君が眠っていた。

おまけに顔近すぎるし…。


そう言えば寝てる間、夢見てたな。

何かは分からなかったけど凄くいい夢だったと思う。


温かい気持ちになったし。

それに、何でか分からないけど裕貴君があたしの名前を呼んでるように感じた。


…夢だから曖昧だけど。

信憑性もないしね?


…ていうか、動けない…?

裕貴君の腕があたしの腰に回っていて、つまりはがっちりロックされてるみたいだ。


…ど、どうしよう?

裕貴君が起きるまでこのままなんて心臓に悪すぎるって…!


ど、どうにかしないと…っ

裕貴君を起こさないように抜け出そうとしてみても1ミリも動けなくて抜け出せない。


…それにしても裕貴君の寝顔、初めて。

改めて思うけど顔整いすぎ。


肌だってすべすべだしまつげだって長いし、髪の毛はふわふわしてる。


「…かっこいい。」


こんな人があたしの彼氏だなんてまだ信じられないくらい。

だけど、本当なんだよね…?