子犬系男子の溺愛っぷり。

そんな事して嫌われたくないし。

怜先輩に嫌われたら俺この先生きていく自信ない…


俺の頭の中は怜先輩だけ。

怜先輩で支配されてるんだ。


…だから俺から離れていかないで。

ずっと隣にいてほしい。


「………ゆ、…き…く、ん……」

「れ、怜先輩?」

「……」


あ、あれ?

これって、寝言…?

寝言で俺の名前を呼んでくれるなんて、夢の中にも俺がいるって思っていい?


俺だけが好きなんじゃなくて、ちゃんと通じてるって思ってもいい?

…自惚れてもいいですか?


怜先輩がこうやって安心しきった顔で寝るのは俺の前だけだって思っていい?


「…怜先輩、好き。」


聞こえてなくてもいい。

俺が言いたいからいいんだ。


怜先輩に聞こえないと分かっていても、ソっと耳元に口を寄せて甘く呟く。


すると眠っていてもくすぐったいのか首をすくめて寝返りをしようとした。

俺はそれを止めてさっきよりもがっちりとロックした。


「…んん〜……」


怜先輩から漏れる甘い吐息の破壊力がやばすぎて、俺の顔は真っ赤。


抱きしめてるんだから距離が半端なく近くて今にもキス出来そうな距離。