子犬系男子の溺愛っぷり。

いくら付き合ってるとは言え、性別上男と女だよ?

裕貴君がそんな事を無理矢理してくるとは思えないけど…もしもって場合があるじゃん。


「怜先輩、大丈夫。何もしないよ」


あたしの不安に気づいたのか、いつも以上に優しい言葉をかけてくれた。


「怜先輩が嫌がる事はしないから」

と言うと、頭を優しく撫でてくれた。


それに安心したのか一気に身体の中から緊張が抜けていく。

…よ、良かった。


やっぱり裕貴君はあたしが思ってる以上に優しい人だよ。


「怜先輩の嫌がる事はしない。…ただ、こうやって抱きしめさせて?」

「…うん。」


抱きしめられるのは、好き。

もちろん裕貴君にだけど。


ベッドの中で抱きしめられてると温かくなってきたのかだんだんと眠たくなってきた…。

裕貴君の腕の中、気持ちいい。


「怜先輩、眠たい?」

「……ん〜…」

「…ゆっくり休んでくださいね」


その言葉と共に、あたしは瞼をゆっくり閉じてそして深い眠りについたーー…