子犬系男子の溺愛っぷり。

子供って……

手のかかる子供みたいな感じ?

いやー、さすがにそれはないわ。


「可愛い子供です!そんな姿、誰にも見せないでくださいね」

「…見せれません」


恥ずかしくって無理だよ。

いくら仲が良い斎藤や詩織でもここまでは見せられないもん。


ましてやクラスメートにも。

……裕貴君は、別なのかな?


特別って感じかな。

うん、そんな感じだね。


「いつもクールな怜先輩がこんなふうになるなんて知ったらみんな何て思うかなぁ〜。」

「…別にクールじゃない」

「はいはい。怜先輩は可愛いなぁ」


……っ、

いちいちドキドキがうるさい。


裕貴君の言葉一つ一つで舞い上がってしまうあたし。

…バカみたいだ。


「あ、そうだ!少し寝ますか?」

「…嫌。」


裕貴君がいるのに寝れないし。

てか、この状態で寝ること自体が無理だもん。

だって、ねぇ……?


寝顔とか見られたくないし。

絶対に見られたくないし…。


「少しでも寝ないと治らないよ?」

「で、でも…」

「あ、1人じゃ眠れないですか?だったら添い寝してあげますよ」