子犬系男子の溺愛っぷり。

なんか今更になって寂しいかも…。

だからと言ってお母さんを呼べるわけじゃないし。


……裕貴君だって無理だし。

詩織に来て、もらおうかな……。


ダメ元で電話をかけてみると、『怜が寂しいなら今から行ってあげる』と言ってくれた。

その日はもちろん泊まりで。


荷物を持った詩織がすぐに来てくれた。


……家の中に1人じゃないってだけでこんなにも温かいんだね。


「詩織、ありがとね」

「大丈夫だよ〜!一度怜の家に泊まってみたかったし!それより泊まって大丈夫なの?」

「見ての通り1人だからね」

「そっか〜。じゃあ、今日はガールズトークでもしようね」

「うん」


お風呂に入り終わってリビングに行くと詩織はテレビを見ていて。


何かこういうのいいなぁ。

修学旅行みたいで楽しい。


温かいココアを飲みながらテレビを見たりした。


詩織が泊まりに来たその夜は遅くまで恋バナで盛り上がって、寝たのは深夜を過ぎてからだったーーー…