子犬系男子の溺愛っぷり。

――…


お昼になり、詩織と学食で食べる事に。

いつもはお弁当を教室で食べるのだけど、今日は珍しく詩織が忘れたみたい。


既に食堂には、たくさんの人がいて、ちょっと暑苦しい感じだ。


学食を利用するのは、普段ないから、少しだけ緊張感があって何か新鮮な感じ。

高校生になって学食で食べるのを結構憧れていた。


「うーん、迷うなぁ…」

「確かに」


メニューを見ると、ざっと20種類はあるんじゃないかってくらい多くて、選ぶのに迷ってしまう。

うーん……


迷っている間に、あたし達の後ろには、たくさん人が並んでいた。


「あたし、Aランチで」

「…あたしは、チキン南蛮で」


食堂のおばちゃんは、「ちょっと待ってね」と言って、素早く調理に取り掛かった。