子犬系男子の溺愛っぷり。

おまけにイケメンさんでお客さんにメアドを聞かれたりしてるみたい。


「3日間だけなのに雇ってもらって本当にありがとうございます」

「大丈夫だよ。むしろクリスマス前だというのに朝から入ってもらっちゃってごめんね」

「そこは気にしないでください。家にいてもする事ないので」

「そっかぁ!あ、もうそろそろ18時になるから上がっていいよ」

「あ、はい」


朔真さんは本当に優しくて夜遅くなると危ないからって1時間も早めに上げてくれる。


申し訳なく思うけど朔真さんの好意を有難く頂戴する事にしている。


「お疲れ様でした」

「お疲れ様。気をつけてね!」


まだ働いてる店員さん達に挨拶をしてからお店を出た。


外は暗くて少しだけ怖いけどここから家までは歩いて数分しかかからないからどうって事ない。

それに外灯もあちこちについているし人も数人歩いているから。


「…寒っ」


もう冬なんだなぁ。

ついこの間まで夏だった感じがするのにあれから何ヶ月も過ぎてるなんて。