子犬系男子の溺愛っぷり。

シャーペンの見た目を気にする事なく、受け取った、その反応が想像してたのと一致しすぎてておかしかった。

夏目君だから受け取れたもので、他の男子にはハードルが高いだろう。


女子が行くような雑貨店に入ったとしても、夏目君の場合は全く違和感がないと思う。


「ほら、怜。次移動教室だから行くよ」


そうだった!

次の授業は、時間に少しでも遅れると、嫌味を言ってくる先生だから早めに行かないといけないんだ。

あの先生苦手だなぁ……


「おい、黒瀬。急げって!」

「……」


何で、斎藤が言うのよ。

てゆうか、詩織の隣に自然といるけど、さっき仲良くなったのに!?

もう一緒に行こうとしてるの?


……さすが、フレンドリーだ。


「あ…じゃあ、俺帰りますね!」

「あー、うん」


パタパタと走って行った夏目君。