子犬系男子の溺愛っぷり。

「じゃ〜お願いしちゃおうかな?あたしいちごミルク!」

「俺も〜!」

「え、斎藤がいちごミルク?…似合わないなぁ」

「っるせ!いいだろ別に」


うわ、斎藤顔真っ赤だ。

かなり照れてるんだね。


まぁ、男がいちごミルクなんて珍しいけどテストの後だし仕方ないよね?

糖分必要だし。


「じゃ、行ってくる」


お財布だけ持って1階にある自販機へと向かう。

1人で行動するのって久しぶりな感じがするなぁ…。


最近はずっと詩織や斎藤といたし朝は裕貴と学校に来てたし。


前まではこうやって1人でいるのが当たり前だったのに今ではちょっと1人になるだけで寂しかったり…。


なーんてあたしらしくないか。


中学の時なんて一緒にいるひとだってそこまでいなかったし『無口・無愛想』なんて言われてたのは当たり前だったし。


気にしてなくはなかったけど弁解をするのも面倒だったし。


詩織はちゃんと分かってくれた。

まだ仲良くなって期間は短いけどそんなの関係ないよね?


強い絆があれば期間なんて関係ない。


ーーピっ、ガコーン…。


いちごミルク2つ、と。

あたし何飲もうかな……?