子犬系男子の溺愛っぷり。

「じゃあ、どっちとも親友って事で!」

「そうだな!」


さっきまでヒソヒソ話をしてた2人には見えないくらいキラキラな目をあたしに向けていた。

ま、眩しいわ…


親友って響きが好きなのかな?

それとも親友っていう立ち位置?


そういうの関係なく、あたしはただただ2人と友達になりたかった。

それだけなんだよ。


親友とか親友じゃないとか関係ない。

そういう言葉よりも心から思っている友達っていう感情が大切だと思うから。


信頼してるから心の全てを打ち明ける事が出来るんだよ。


ありがとね、2人共。

隣で支えてくれて。


いつかあたしも2人を支えられるようになるからその時はたくさんたくさん頼ってきなよね?


「ねぇー、喉乾いた!頭使ったから甘い物飲みたいよね」

「あー、確かに。糖分が足りねぇ」


みんな一緒なんだね。

頭を使いすぎると糖分が欲しくなるって本当みたい。


「あたし買ってくるけど何がいい?」

「「え!?」」

「な、何。そんな驚いて…」

「いや、だって。まさか買ってくるなんて言うとは思わないじゃん」


そうかもしれないけど…。

こんな事でしかお礼が出来ないから。


言葉では素直になれないから、"ありがとう"という言葉を込めて渡す事しか出来ないんだ。