子犬系男子の溺愛っぷり。

ーー…


毎日放課後勉強をしていた甲斐があって問題用紙は何とか埋まった。

もちろん英語も。


「お、終わった…。」


最終日に英語って恐ろしいくらい体力使ったな。

もう頭がパンクして動かない。


糖分を摂取したくても動く事が出来なくて机の上で項垂れる。


「怜どうだった?」

「んー、まぁ何とか」

「赤点ないといいけどね!」

「…そこは多分バッチリ」


自信はないけど。

あれだけ放課後に毎日勉強してたら赤点なんて取らない…はず。


「もちろん俺のおかげだよな」

「んー、そうかな?」

「おいっ。お前あんだけ教えてやったのに感謝はなしか!?」


嘘だってば。

もちろん斎藤には感謝してるよ。

遅くまで勉強教えてくれたし分からないところだって『何度でも聞いていいからそのままにすんなよ』って。


…あんな事を斎藤が言うなんて思ってなくてちょっぴり感激した。

頼りがいがあるんだな〜って。