子犬系男子の溺愛っぷり。

* 裕貴side *


はぁ…。

はぁぁ…。


怜先輩にあんな強気な事言ったけどテスト終わるまでキス出来ないなんて我慢できないんだけど…。


いくらむかついたからってあんな事言わなければ良かった。


「…で、後悔してんだろ?」


横から口を挟んできた悠は、俺の話にそこまで興味がないような素振りを見せつつも、いつも話を聞いてくれる。


そんな悠が俺は好き。

……もちろん恋愛感情なんてこれっぽっちもなくて、ただの友情。


「テスト終わるまで我慢すんだろ?」

「いや、まぁ…そうなんだけど、そんなに我慢できる自信もないというか…」


自分で言っときながら我ながら呆れるというかなんというか。

きっと怜先輩だって、俺の様子に気づいてるはず。


だったら尚更撤回なんて出来ないし、今更したって時すでに遅し。


「んで、お前はどうしたいの?」

「……」


どうしたいのって。

そりゃ、毎日1回はキスしたい。


だけどあんな事言った後だから無理だし怜先輩にだって飽きられちゃうかもしれないし…。