子犬系男子の溺愛っぷり。

「斎藤、ジュース買いに行こうぜ!」

「おう」


詩織の顔を盗み見てみると、ボーっと斎藤の背中見つめてるし。


寂しそうな顔しちゃって。


「詩織、乙女の顔してる」

「も〜!あたしをからかわないでよ!」

「可愛いって言ってるだけじゃん」


本当に可愛いよ?

恋してる時の顔ってすっごく可愛いと思うんだよね!


詩織は元から可愛いしナイスバディだしあたしなんかと全然違ってモテモテ。


そんな詩織が恋かー。

嬉しいやら寂しいやら…


いや、もちろん嬉しいよ!

構ってくれなくなるんじゃないかって少し心配だけど。


「詩織はさー、自分の恋になると少し臆病になるよね」

「そりゃそうだよ〜。だって怖いじゃん?嫌われちゃったりしたら…」


まぁ、それはね。

好きな人に嫌われたりしたら立ち直れないもんね。


あたしも臆病だったな…

そういう時はいつも詩織に背中を押してもらってたっけ。