子犬系男子の溺愛っぷり。

「うんうん、分かる」


楽しいんだよねー。

斎藤をからかうのは。


「斎藤英語以外は出来るの?」

「まぁ、そこそこだな」

「斎藤のくせしてやるな」

「お前等何なんだよ!男の俺をからかうのがそんなに楽しいのか?」

「「うん」」


これ以上からかうと英語教えてもらえなくなりそうだしそろそろやめようかな。

赤点になるのだけはどうしても回避したいからね。


赤点取ってしまうと冬休みにしかもクリスマスの日まで補習をやることになるから。

それだけは嫌。


「で、いつから勉強すんの?」

「んー…斎藤はいつから大丈夫?」


あたしとしてはなるべく早く勉強をしたいけど、斎藤にも用事とかあるかもしれないし。

放課後は避けたいけど…

勉強の為なら仕方ないかな。


「じゃあ、今日からするか?」

「え、大丈夫なの?」

「今日からしねぇと黒瀬間に合わないかもしんねぇしな」

「なっ…」


斎藤にバカにされた!

斎藤のくせに…!


「じゃ、今日からな。放課後でいいか」

「え、放課後は…」


裕貴君と帰る約束してるし…。

まだ裕貴君に何も確認してないから、今返事をするのはちょっと…