子犬系男子の溺愛っぷり。

「ちょ、みんなうるさい!もう!怜先輩部屋行こう」

「え、あ、うん」


ペコっと頭を下げて裕貴君の後を静かに着いて行く。


「怜先輩、入って」

「…う、ん」


…って、しまった。

何も考えずに入ったけど、ここ裕貴君の部屋じゃん。


わわわ…っ

ゆ、裕貴君の匂いがする…


なんか、裕貴君に抱きしめられてるみたいな感覚に陥りそう。


うー…あたし、やばいな。

本物の変態みたいじゃん!


「やっと2人っきりになれた」

「え、…きゃ…っ」


裕貴君に抱きしめられた。

…やっぱり本物に抱きしめられた方が、幸せだなぁ。


ちゃんと全身で裕貴君を感じられる。

裕貴君の匂いが、体温が、吐息が、全てがあたしに伝わってくる。


……っ

あたし、やばいかも。


今、無性に裕貴君にキスしてほしくなっちゃったよ…。