子犬系男子の溺愛っぷり。

「じゃあ、外じゃなければいいの?」

「…ま、ぁ」


外じゃなければいいと思う。

けど、やっぱり恥ずかしい。


キスは何度しても慣れない…。

裕貴君の顔が近づいてきて唇が……って考えただけで、うわぁぁぁ!ってなる。


「怜先輩、家に来ますか?」

「…え!?無理無理!」


いくらなんでも家に行くのは…

付き合う前は一度だけ猫を見に行ったけど、あの時は普通に友達だったし大丈夫だったけど。


付き合ってから家に行くっていうのは、いくらなんでもハードルが高いというか勇気がない。


「嘘ですよ。家でキスなんてしたら我慢できなくなっちゃいますからね」

「な、なななっ…!」


が、我慢ってアレだよね…?

やっぱ男の子だからそういうの考えたりするよね?


…いつかあたしも裕貴君と………っ


ポポポポポっ。

無理。無理かもしれない…っ


「それは置いといて本当に今日家に着ませんか?母親が『彼女みせて!』ってうるさくて」

「んー…あたしが行っても、迷惑じゃない?」

「彼女なんだからそんなの思うわけなきじゃないですか」