子犬系男子の溺愛っぷり。

"好き"とか"嫌い"とかそういう感情は、とてもややこしいからこそ周りが無理に手助けをしちゃうとこんがらがる。


何重にも絡まった糸のように…


だから、あたしは手助けは出来ないけど応援はするよ。

2人が幸せになるように。


影ながら応援してる。


「だから、頑張って」


詩織があたしにしてくれたように、あたしも詩織の背中を押すから。


「ありがとう。…頑張ってみるね!」

「うん!」


詩織の笑顔は太陽みたいに眩しくて、周りを照らしてくれる。


その笑顔に何度も助けられたんだ。

その、太陽みたいな詩織に。


ーー…キーンコーンカーンコーン。


その時丁度授業始まりのチャイムが鳴り、力強い音が詩織の背中を押しているように感じたーー…。