子犬系男子の溺愛っぷり。

「怜の惚気を聞ける日が来るなんて…あたし幸せすぎる」

「だから、惚気じゃないって!」

「もう照れなくていいの!分かってるから、怜が夏目君の事を心の底から好きなんだよって事が」

「…!」


絶対面白がってからかってるに違いないわ、これ。

爆笑してるし…。

てか笑すぎて泣いてるって、どこまでからかってるのよ!


「ったく、朝からうるさいな」

「あ、斎藤いたんだ」

「お前本当酷い奴だな!」

「褒め言葉ありがとう〜」


斎藤が詩織といつも通りにしてるのを見るとホっとするけど、実際あたしは微妙なんだよね。


友達じゃないかも的な感じだし?

もしかしたらこれからは今みたいに話せなくなるかもしれないし。


だから前みたいに普通に斎藤の目を見て話せなくなってる…。


「おい、黒瀬こいつどうにかして」

「え、」


い、いきなり話を振られても戸惑うんだけど…。

言葉が出てこない。


「斎藤のくせにこいつとは何よ!」