夏目君、ありがとう…。
もう大丈夫かもしれない。
それにここで逃げたら二度と想いを伝えられない気がしてきたから。
今、頑張るよ。
ちゃんと伝えるから……、
一度しか言わないから聞いててよね。
『では、好きな人の名前をどうぞ!このマイク使ってくださいね!」
「え、と…」
手渡されたマイク。
スイッチがONになっているから、今ここで名前を言えば体育館にいる全員に聞こえてしまう。
もちろん、夏目君にも。
それでも伝えたくて…。
気持ちの伝え方も、告白の仕方も、何もかも分からなくて。
それでもあたしなりの精一杯を込めてみるからーー…
「ーー…夏目、君」
ちゃんと伝えるから。
目を逸らさずに、しっかりと。
「ーー…夏目、…裕貴、君」
初めて呼んだフルネーム。
ドキドキして、声が震える…。
もう大丈夫かもしれない。
それにここで逃げたら二度と想いを伝えられない気がしてきたから。
今、頑張るよ。
ちゃんと伝えるから……、
一度しか言わないから聞いててよね。
『では、好きな人の名前をどうぞ!このマイク使ってくださいね!」
「え、と…」
手渡されたマイク。
スイッチがONになっているから、今ここで名前を言えば体育館にいる全員に聞こえてしまう。
もちろん、夏目君にも。
それでも伝えたくて…。
気持ちの伝え方も、告白の仕方も、何もかも分からなくて。
それでもあたしなりの精一杯を込めてみるからーー…
「ーー…夏目、君」
ちゃんと伝えるから。
目を逸らさずに、しっかりと。
「ーー…夏目、…裕貴、君」
初めて呼んだフルネーム。
ドキドキして、声が震える…。



