子犬系男子の溺愛っぷり。

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「怜、今から体育館行くよ」

「は?何で」


いきなり詩織にそう言われて。

何で今から体育館に?


何か用あったっけ…?


「もう忘れてるの?ミスコンよ!ミ・ス・コ・ン!」

「あー…」


そう言えばあったね。

すっかり忘れてたんだけど。


いろいろあったから忘れて当然なんだけどねー。


「ほら、早く早く!」

「んー…」


詩織に手を引っ張られて体育館へと連れて行かれた。

体育館はすでに人がたくさん集まっていて、暑苦しいくらい。


「面倒くさい」

「そんな事言わないの!ほら、シャキッとしなきゃ」


シャキッとって言われても…

こんだけ人多くて暑ければ、シャキッとなんて出来ないよ。


「あ〜楽しみ!怜の告白早く見たい」

「…」

「永久保存しなきゃね」

「それ、止めてね」