子犬系男子の溺愛っぷり。

「何か今の、変態みたい」

「…変態じゃん」

「なっ!…違くはないか。男はみんな変態ですもんね」


な、ななな何か違う!

夏目君がいつもと違う!

普段そんな事言わないはずなのに、今日はどうしちゃったの?


そのせいか、やけにドキドキする…っ


「怜先輩、ちなみに俺だって男ですからね?」

「うん」

「こんなに簡単に部屋に入らせちゃっていいんですか?」

「そ、れは…!」


夏目君が、というよりもお母さんが変な事言っちゃったからだけど。

でも夏目君だって部屋見たいって言ってたじゃん…っ!


「俺、怜先輩の事が好きなんですよ?それなのに部屋に入らせちゃって…、俺だって男だよ?好きな人の部屋にって考えただけで、やばいんだよ」

「…っ」


今日の夏目君、違う。

いつもの子犬系男子とかじゃなくて、もっと男らしいと言うか…

雰囲気がまるで違う。


そのせいで、背中に痺れが走る。

麻痺したみたいに。


夏目君から目が離せなくなる。


「怜先輩」


名前を呼ぶ声が色っぽくて。