子犬系男子の溺愛っぷり。

あたしが、恋か。

まさか自分が人を好きになるなんて思ってもみなかったからなー…


夏目君が初めて好きになった相手。


あたし、これが初恋なんだ。

尚更もっと大切にしなきゃ。


「怜先輩嬉しい事でもあったの?」

「え?」

「や、だって、笑ってたから」


あたし、顔に出てた?

とんだ失態だよ…。

1人で笑ってるなんていくらなんでもおかしい人だって。


夏目君に変て思われたかも…


「やっべー…怜先輩の笑った顔が可愛すぎて俺ドキドキが止まんない」

「…っ」


ほら、そのストレートな言葉。

照れるんだってば…!


「あー…好きすぎてやばい。今すぐにでも抱きしめたいんだけど!」

「…っ」

「怜先輩の事、抱きしめてぇー!」

「ちょ…大声で言わないで」


顔を赤く染めながら堂々と小っ恥ずかしい事を言う夏目君は、可愛らしくて子供みたい。


なのにカッコよさも含まれるから色気みたいなのがあって、あたしの心はドキドキしっぱなし。