子犬系男子の溺愛っぷり。

本当どうしちゃったんだろう。

今までの自分が見当たらない。


「あ、そうだ!怜先輩聞きたい事があるんですけど」


名前を呼ばれるだけでこんなにも嬉しくて、幸せなことなんだと知ることができた。


「何?」

「子犬系男子って何ですか?」


何を聞くかと思えば、それ?

まさか自分が子犬系男子として呼ばれてる事に気づいていないの!?


「それ、本気で言ってる?」

「もちろんですよ」


どうやら夏目君は自分の事には鈍感なようだ。

周りの事には気づいたりするのに、そういうとこも夏目君らしいかな。


「子犬系男子ってのは、後輩ってのもあるかもしれないけど、"可愛い"とか"癒し"とかなのかな。
子犬のように目をうるうるさせるところとかまさしく夏目君そのものだよね」


上手く説明出来ないけど、とにかく夏目君には"子犬系男子"がぴったりなネーミングだと思う。

周りが言うのも頷けるくらいに。


だけど夏目君からしたらあまり嬉しくないのかもしれないけど…。