タヌキな騎士と選ばれし花嫁の・・・「愛は世界を救うんです!」

あとがき


最後までお読みくださって、ありがとうございます。


本来なら交わる事のない領域に、足を踏み入れてしまった少女の物語。

たくさんの冒険を経て、彼女が経験するできごと。


なにを望み、なにを信じ、なにを最後に得るのか。


そんな世界を書きたいと思いました。


書けた・・・かな???


現実と伝説は、やっぱり別世界です。

ふたつの世界は簡単には混じり合えない。それが本来の、望ましい形。


それでも彼らは時折、奇跡のように通じ合います。

同じ想いを共有しているから。


世界はどこかできっと繋がっているから。


木の実とネズミの死がいを届ける程度が、やっとですけれどね。


ネズミの死がいはいい迷惑ですが、ブランにとっては最大の友情の証です。


・・・あ、ブランがどうしてミアンを迎えに来なかったか、ですが。


あれは、単純にブランがおマヌケさんだったんです。


地竜の大騒動の後、無事に復活はしましたが。

そう簡単には、現実世界に干渉できなくなってしまってたんですね。


ありゃ困った。迎えに行けねーわこりゃ。

ミアンの方から来てくれねーかなー?


・・・って、のんきにずっと待ってたんです。彼は。


ミアンは、知らず知らずにそれを感知していたようで。

引き寄せられるように、山へ向かったんです。


感動の再会の後、世界を揺るがす夫婦ゲンカが勃発しました。

ミアンにしてみりゃ、無理もない話ですけど。


小説内では説明しきれなかった内輪話です。


登場人物たちが迎えた結末。

彼らはこれからも愛し合い、しっかりと世界を守って強く生きていきます。


この世界を、最後まで読んで下さってありがとうございます。

心より御礼申し上げます。


ご縁がありましたら

また岩長の作品でお目にかかれますように・・・。


岩長 咲耶