タヌキな騎士と選ばれし花嫁の・・・「愛は世界を救うんです!」

「だから、地竜は大地そのものなんだってばよぉ!」


「だから、それがどうしたの!?」


「おめえ、地面に向かって何かしゃべって、それが地面に通用すっと思うかぁ!?」


「思わない!」


あたしは即答した。


「そういうこった! 自然にゃ介入できねえ! おらたちは地竜の感情を、黙って受け入れるしかねぇ!」


そんなぁ! 竜って賢いんじゃなかったの!?


これじゃまるっきりヒステリー起こして喚いてる時の、バカだんなの奥様そっくりじゃん!


「おい、そこのノーム! 剣をよこせ!」


ブランがオジサンに叫んだ。


「ノームなら、持ってるはずだ!」


「あ・・・・・・」


オジサンの表情がポカンと気抜けしたのを見て、あたしは勢い込んで聞く。


「なに!? 剣って、なに!?」