もしかして怖い人たちに目をつけられたのかな。 どうしようもなくなったら屋上に行かなきゃって思うくらいには追い詰められていた。 「はーるちゃん!どうしたの、この世の終わりみたいな顔して」 わっ!と言いながら私の肩を揺らす友だちにバレないよう手紙を握りしめて隠す。 「お、おはよ、まこちゃん……」 手紙を隠すことに必死で声が裏返ってしまったような気が、する。 彼女は堤(つつみ)まことちゃんといって、高校に入って唯一できたお友だち……です。