どう見ても女子に不自由していなさそうな……私とは正反対の世界にいる、男子。 極限まで困った私はただ、ドライアイかってくらい何度も瞬きをして立ち竦むことしかできなくて。 お願いだから、誰か夢だと言って。 彼の綺麗な顔が少し歪んだ。 私の返事を待っているのかもしれない。 彼には申し訳ないと思いつつも、何故こうなったのかを説明、します。 高校が歩いて20分の距離にあるので、つい寝坊してしまうことが多い。 今日も寝坊してしまい予鈴ギリギリに教室に駆け込んだ。