「こうして君と一緒に下校できるなんて夢みたいだ。ずっと前から君を見てたんだ」 しばらく黙って歩いていたのだけど、ふと彼が口を開いた。 それって…… 私はこの人のこと知らないけど、この人は私を前から知ってたの……? なんで……? 「……あ、の!」 出来る限り大きな声を出す。 名前、聞かなきゃ。 それで、ちゃんと返事するんだ。