凌君は、私の腰に手を回し、肩に顔を乗せて来た。 後ろから凌君の声が聞こえた理由は、凌君に後ろから抱きしめられていたから。 「凌……………っ「キャアアアアアア!!!!」 女子の恐ろしいほどの悲鳴。 私の頭はパンクしました。 凌君をちらっと見ると ふっ………と、凌君が笑った。 そして、凌君が 「コイツ、俺の彼女だから。 ……手ェ出したら殺るぞ」 どんどん、声が低くなっていく凌君。 怖いワードが今、聞こえたんですけど〜〜〜〜〜〜!! そして、凌君は何事も無かったように、席へ戻った。