そして、 「あ、違った、沙羅は愛し子の凌君の近くが良いんだった☆」 と、耳打ちしてきた。 ちぃちゃんは、にやついている。 「もー、からかわないでよ〜〜〜〜!!」 そう言っていると、 ガラッ――… 「おーい、席付け〜〜〜、これから席替えをするぞ――――。」 ザワッ 『私、凌君の近くが良いな〜〜〜〜☆』 『あっ、ズルい!! 私も、凌君の近くがイイ!!!』 『わっ、私だって、凌君の近くが良いよ〜〜〜〜〜!!』 凌…君……。