――――地震だ!



どうしたんだ!?

いくら、この家に地震が多いからといって、こんな揺れは初めてだぞ!!



うわぁっ!!

助けてくれ~!!



降り注ぐ家具の山に僕は、狭い空間をひたすら逃げ続けた。