まず手を縛られた。
ぎゅうっときつめに縛られ、固くて荒いせいか擦れて痛い。
「どーする?切る?」
「ズボンだしな…切るか」
冷たいナイフが服を切り裂いていく。
ズボンを切る感触を楽しむように、少しずつ。でも確実に。
「焦らすなって」
「なにいってんだよ、ビッチは暖めなきゃ」
暖める?
バカいうな。
汚い手で触られて、暖まるやつなんかいないよ。
絶望はした。
八城に裏切られた。
…今日誘いを断られたのは、この事を知ってたからか。
あぁあ、挿れなかったの怒ったのかな。
ビッチだからかな。
いずれにしても
ーー汚い
腕に、手に、胸に、太股に。
触れていく手足が汚い。



