「どうするかはお前しだいだ。だがな、リデロ・ドラン。妹がお前のやろうとしている事を本当に望んでいるかどうか、それを考えることだ・・・・・・さようなら。勇敢なるドワーフの青年よ。」
 バシリスクはそう言うと、大蛇に戻り闇の中へと消えていった。それを見送ると、リデロは確かな足取りで階段を上っていった。