耳をすませば、ピアノの音色が 聞こえてくるんじゃないか。 そんな事までおもってしまう 不思議と、怖くなかった。 きっと、それは私の隣に晴希がいるからじゃないかな ピアノの方へ歩みを進め 蓋を開ける 蘇る、記憶。 いい思い出も、悪い思い出も。 でも、私はそれを全部受け止める