「....由奈」 「なに?」 「話したいことがあるの。 少し時間くれない?」 「なにあらたまっちゃって!」 なんて言いながらも由奈の目は 真剣できっと何かを 察してくれたんだろう 「わかった。 じゃあ授業抜けて図書室行こっか」 由奈の提案を元に、二時間目の数学の授業を体調が悪いので。 という理由をつけて図書室に行く 図書室に行く間、私も由奈も一言も喋らないで静かな廊下を歩いた 「それで話したい事って何?」 図書室につき、向かい合わせに椅子に座り由奈が私に問う